
綺麗な服
ちゃんと洗濯しているのになんか服に暗い点々が何個かあるんだけど、これって何?って思ったことありませんか?
単なる服のゴミがついただけ?ってたけど、洗濯しても全然取れないんですよねぇー。何でかな?ってずっと思っていたんですよ!そしたら、その原因がやっと分かったんです。
それは、カビだったんです!!
いや、服にカビって?って思ってしちゃいますよね。カビは服にでも生えるんですよ。でも、何で服にカビなんて生えるのか不思議なんです。
このカビを洗濯でどうやって落としたらいいのやら…。
今回は、服に生えてしまったカビの落とし方や原因などを教えちゃいます。
目次
服にカビが生える原因は?

悩んでる女性
なぜちゃんと洗濯してクローゼットにしまってるはずなのに、カビが服に生えちゃうんでしょうか?
その原因は、クローゼットや押入れ、引き出しの中の環境にあるんです。
空気がこもりやすく、高温多温になりがちのクローゼットなどの収納場所。温度25度以上、湿度75度以上でホコリなどの汚れがあったら、どこでもカビは繁殖してしまいます。
※特に梅雨から夏の時期はジメッとしてしまうので要注意です。
服に湿気を含んで湿っているように感じたら、きちんと乾かしてからクローゼットに入れましょう。
私の母がよく服が湿気てるからちゃんと乾かさないとって言ってたのにはちゃんと意味があったんですね!!
そして、服につくカビにもいろんな種類のカビがあるんです。
カビの種類は?

カビ
服や衣類につくカビには2種類があります。
種類によっては、【落としやすいカビ】【落ちにくいカビ】っていうのがあるんです。では、2種類のカビについて説明しましょう!
白カビ
黒など色の濃い服で目立ってしまう【白カビ】
ホコリのような見た目で、カビとは気づきにくいかもしれません。白カビはある程度はらったら落ちるのですが、綺麗には落ちてません。
白カビは生地の表面に広がっているだけのことが多いです。軽く除菌するだけで、簡単に退治できます。
黒カビ
白い服で目立ってしまう、点々と広がる【黒カビ】
黒カビは繊維の奥深くまで根を下ろして、表面的に掃除をしても根本まではうまく落とせないんです。
かなり落としにくい汚れなので、黒カビができた時は漂白剤を使ったりして落とさないといけません。
服にカビが生えた時の落とし方は?

説明する女性
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カビが生えてしまった服をもう一度着るとなると、もうこれは捨てないとダメなのかな?って泣く泣くゴミ袋へ…って人もいますよね!
では、服に生えたカビってどんな道具方法で落としたらいいんでしょうか?
白カビを落とす方法
白カビは先程もいいましたが、表面だけについているので落とすのは簡単です!!
用意するもの
- アルコール除菌スプレー
- ワイドハイターなどの液体の酸素系漂白剤
- カビの生えた服を外で叩いて、カビを取り落とします。
- 表面のカビが落ちたら、アルコール除菌スプレーをたっぷりと吹きかけます。
- 酸素系漂白剤を加えて洗濯機で洗います。
- きちんと完全に乾いたのを確認したら完了です。
カビはアルコール消毒が大嫌いです。生地に染み込むようにたっぷりとふきつけておくことで、再度カビを発生させることをしっかり予防できます。
黒カビの落とし方
黒カビは繊維深くまで染み込んでいるのでなかなか取れません。黒カビには【つけおき】することで除去出来ます。
用意するもの
- ワイドハイターなどの液体の酸素系漂白剤
- 洗面器(洗面所のシンクでも大丈夫)
- 綿棒
- 熱湯
- ゴミ手袋
- まずは、綿棒でカビ1つひとつに酸素系漂白剤を直接塗りこみます。
- 洗面器(洗面所のシンク)に熱湯と酸素系漂白剤を加えて液をつくります。※酸素系漂白剤は水の量に合わせて入れてください。
- 酸素系漂白剤と熱湯で作った液に服を浸けて30分から2時間ほど放置します。※汚れの落ち具合でその都度確認してください。
- カビが落ちたのを確認したら、取り出して洗濯機ですすぎと脱水をしてください。
※漂白剤は熱湯と一緒に混ぜて使うとより効果が高まります。でも、繊維を傷めるのも早くなってしまうのでふだんは熱湯の使用を避けましょう!そして、なかなか落ちないからといって、歯ブラシなどでこするのはダメです。カビが繊維の奥に入り込んでしまう可能性があるので気をつけて下さいね。
もっと漂白の力を高めたい時は、粉末の酸素系漂白剤を使うことをおすすめします。
カビがつくのを予防するのには?

チェック
綺麗になった服にまたカビがついてしまったら絶対嫌ですよね!!
もうカビが生えないようにどの様な予防をしたらいいんでしょうか?
洗濯槽の掃除
みなさんは洗濯槽の掃除はちゃんとしてますか?洗濯槽の裏側の部分は目の見えない所でカビが繁殖しているんです。
その洗濯槽裏のカビが洗っているときに服につき、クローゼットなどで保管しているとどんどん広がっていくんです。
2ヶ月に1回ほどを目安に市販の洗濯槽クリーナーを使って掃除しましょう!今は百均にも洗濯槽クリーナーは売っています。私も使ってみましたが、カビの生えたホコリ取りフィルターも綺麗になっていたので、ぜひ使ってみてください。
クローゼットの掃除
クローゼットや押入れでカビがついていたら、どんどんカビが広かっていく可能性があります。
洋服など出し入れしてカビがついていないか一度確認しましょうね!クローゼット内の壁や天井にカビがついている場合は、アルコール除菌スプレーで拭き取ってくださいね♡
除湿
やはり服をしまっている場所にもカビ対策はしておかないといけません。ドラックストアで売っている湿気取り剤や除湿機などを使って湿度をコントロールしましょう。
クローゼットなどに湿気取り剤を入れることで、カビが生えるのを防ぐことが簡単に出来ます。
・まとめ
お気に入りの洋服にカビなんて生えたら、めちゃくちゃ凹みますよね。しかも、それが落ちにくい黒カビだったらってなると…。
このままじゃ落ちないんじゃないかって思っちゃいますよね。でも、安心してくださいね!!!ちゃんと落ちるので捨てずに取っておいて下さいね。
カビなんて生えた服をもう一度着るって…って嫌な人はやめておいてもいいとは思いますが、綺麗に落としたら害はありません。
もし、それが気にならないのであれば一度綺麗に落としてみてください。
そして、綺麗になった服がまたカビにならないように、ちゃんとクローゼットの換気だったり、服を出して確認するなどしておきましょう♡
部屋の湿度を知ることでどこに湿気取り剤を置けばいいのかもわかりますからね。湿度が分かる時計も置いておくといいですよ!
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