寝ている間に体が痒くなって引っ掻いたり、子供が怪我した時についてしまった血液のシミってありませんか?
この血液のシミがなかなか手強い相手なんですよね…。
血液のシミって落ちそうにないからどうしたらいいんだろ?って悩んで、結局放置してしまった事はありませんか?
私もつい最近血液のシミに遭遇しました。洗濯したら大丈夫だろうと思って洗ったんです。
だから、普通に洗濯機にポイッと入れて、洗ったんですが…
干そうとしたした時に、全然落ちてなかったんです!!!
あれ?
洗濯したのに血液は落ちないの???
少しぐらい時間が経っていても、洗濯は何でも落ちると思っていたのですが間違っていました…
これ、どうやったら落ちるんだろう?って思い、やっぱり時間が経っている血液は難しいのかな?
もし、何か違うかことをしたら綺麗に落ちるのかな?もし、自分の好きな衣類についてしまったらと考えたら、同じことが起きたら嫌だな…。
と言うことで、
今回は厄介な血液のシミを確実に落とす為に、外にいる時の応急処置や家での落とし方を教えたいと思います。
目次
血液のシミはなぜ落ちにくいのか?
血液はすぐについてしまった時であれば、水で洗い流したら落とす事が出来ますよね。
でも、血液のシミは落ちにくい!ってよく聞きませんか?
私は初耳でしたが、落ちないみたいなんですよ!!
なぜそんなふうに言われているんでしょうか?
調べてみると、血液のシミが落としにくいと言われている原因が2つありました!
時間
時間が経った血液のシミは、水で洗っても簡単には落ちないんです。
なぜ、落ちにくくなってしまうんでしょうか?
それは血液中のタンパク質(フェブリン)が硬化してしまうため、血液が固まってしまい落ちにくくなってしまうんです。
温度
血液のシミは、温度をかけるとタンパク質が硬化してしまい取れにくくなるという特徴があるんです。
タンパク質は60度ぐらいの温度で硬化してしまうと言われてます。
このため、血液のシミを落とす際には温度が高いお湯で洗わないことが重要になります。
そして、温度が高いお湯で洗った時だけではなく、乾燥機やアイロンを使う事でタンパク質を硬化させてしまう原因にもなるで要注意ですよ!!!
血液は時間と温度が重要だってことがわかりますよね。
時間は何となく分かるけど、温度も関係しているとは知らなかったな…
これを参考にしていきましょう。
外出先で出来る応急処置
「外で子供が転んじゃって怪我してしまった」「急に鼻血が…」
なんて、外出時でのトラブルってありますよね!
すく洗濯したいけど、家じゃないし出来ない…。
でも、時間が経つにつれてどんどん染み込んでいってしまう!!!
どうしたらいいの?
お気に入りの服なのに、シミになってしまったらどうしよう!?
こうなると、困ってしまいますよね…。
どうにか、外でも対応出来るならしたいけどやり方がわからないって人もいますよね。
衣類についた血液以外のシミでも早く「対応する」と「対応しない」とじゃ落ち方が違ってきます。
ここがポイントなんです!
では、外出先でも出来る応急処置を教えていきましょう。
①拭き取る
お手持ちのティッシュや要らない布で血液のついた所を拭き取ります。
でも要らない布なんて持ってないですよね…
ティッシュはポケットティッシュを配っていた物がカバンに入っている事が多いと思いますので、それで応急処置をしましょう。
②たたく
拭き取っただけではまだ血液は取れていないので、水で濡らしたハンカチや無ければウエットティッシュでもいいので、水をつけて、血液のついてる部分をたたきましょう。
※たたく時のポイント
シミをたたく時に適当にたたいている人もいると思うんですが、中心から外にかけてたたいていくとシミも広がりにくくなります。
③石鹸で洗う
もし、近くに洗面所があったりする場合は、石鹸を少しつけて洗い流しておくと1番綺麗になります。
これもたたく時と同じようにするとキレイに取れます。
たたく時に水を染み込ませているので、血液のついた下に布かティッシュでもひいてたたくのがオススメ!
布だったら分かりやすいと思うんですが、下にシミが移るので落ちたのが分かりやすいです。
血液を家で落とす方法
今度は、家にいる時の血液の落とし方を説明したいと思います。
でも、洗濯機じゃ落ちなかったのに、他の方法で落ちることってあるの?という疑問。
そうなんですよね。
洗濯機で洗濯しても落ちなかったのに、どうやったら落ちるんだ?って疑問になっちゃいます。
「血液がついてしまった!」それならすぐに洗濯で洗って落としたらいいんです。
ここで重要なポイントは「すぐに」ここですよ。
では、説明していきます。
シミ抜き方法 その①
①まずは止血して、着替えましょう
血液が服についた場合は、出血している部分を止血しましょう。
止血しないと、服に血がたれてしまったりしていろんな所についてしまい、面倒ごとが増えてしまいます。
そして、血が止まったらすぐに着替えましょう。
※もし、血が止まらなかったり着替える服がない場合は、そのままでも大丈夫ですよ!
②シミ抜きをする前に確認する事
じゃあ、これでやっとシミ抜きするぞ!!
って張り切っていると思いますが、まだですよ。
その前に確認して置かないといけない事があります。
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それは「洗濯表示と色落ちについて」です。
毎日洗っているものだと、どんな洗い方をしているかわかります。
でも新しい服だったり、大切な服だと忘れてしまいがちなので注意して下さいね。
- 洗濯表示
- 洗濯表示をちゃんと見て、洗濯機で洗える衣類だったり、洗えない衣類だったりといろいろあります。
洗濯表示を確認せずに、洗ってしまって縮んでしまう可能性もあるなで注意して下さいね。洗濯表示によっては、水洗い不可のマークもあります!!
毎日洗濯をしている人なら分かると思いますが、洗濯表示に不安がある人は調べてからシミ抜きをした方がいいです。
- 洗濯表示をちゃんと見て、洗濯機で洗える衣類だったり、洗えない衣類だったりといろいろあります。
- 色落ち
- 色柄のある衣類の場合は、色落ちする可能性があります。
シミ抜きの前に色落ちテストをしたら確実に使用出来るのか出来ないのかを判断出来ますよ!
- 色柄のある衣類の場合は、色落ちする可能性があります。
③必要なモノ
シミ抜きをするのに用意するモノ
- 白いタオル(タオル地のハンカチでもOK)
- 液体洗剤
この2つを使って落としていきます。
④タオルで落としていく
まずはタオルに液体洗剤をつけましょう!
衣類に直接つけるのではなくて、タオルに、しかも全体的じゃなくて一部分に少量の液体洗剤をつけていきます。
衣類のほうにも少量水をつけておいて下さいね。
そして、応急処置の時も言いましたが、ここで衣類を傷めたくないので、ゴシゴシとせずに優しくたたくのがコツ!
中心部から外へとトントンとたたいていきます。
たたきながら血の色が落ちているかチェックしていきます。
タオルに衣類の色が移っていなければ、いつも通りに洗濯しても大丈夫ですよ!
※色落ちする衣類は、家では洗わない方が安全です。
もし、洗濯表示で家で洗えない衣類にシミがついてしまった場合は、プロのクリーニング屋さんにお願いしましょうね♡
それと、お気に入りの衣類の場合も、質感を現状維持するためにもプロのクリーニング屋さんに頼んだ方が安心ですよ!
シミ抜き方法 その②
上記の方法でシミ抜きが取れないよってなった場合!
どうしよう、絶対に血液は落ちないのかな!?
心配になりますよね。
でも、大丈夫です♪
他にもちゃんと血液のシミ抜きが出来る方法ありますからね!心配ご無用です。
では他の方法を教えますね。
酸素系漂白剤を使う方法
必要なモノ
- 綿棒
- 液体洗剤
- 酸素系液体漂白剤
こちらの3つです!
それでこちらを使って落とす方法を説明していきますね。
※酸素系漂白剤は、洗剤では落としきれない汚れを落としてくれるので1本あればとても便利です。
ニオイ、シミ、黄ばみや黒ずみを防いでくれます。
色柄物にも使えるのでウールやシルクなどデリケートな衣類にも使えて安心です。
ここで注意です!!!
塩素・還元漂白剤もあるのですがそれは使ってはいけません。
塩素・還元漂白剤は漂白力が強くて、繊維の染料まで脱色してしまう可能性があるんです!
色柄物の繊維製品には、使用出来ないので家にある漂白剤の説明をちゃんと読んでから使って下さいね。
①水で洗う
水で血液のついた衣類をすすぎます。
②液体洗剤で洗います
液体洗剤をシミの部分に直接つけます。
そしてしばらく置いておきます。洗剤なので長時間つけても大丈夫ですが、5~10分程度でいいですよ。
その後は、部分的にぎゅっとつまむように優しくもみ洗いします。
③最後の仕上げ
もし、①と②をして落ちた人もいると思います。
でも落ちなかったらここからが本番ですね!!
酸素系液体漂白剤を使いましょう!
液体の漂白剤を綿棒に含ませて(タオルを使っても大丈夫です。)
血液のシミ部分に塗っていきます。
これをしていくことで、血液のシミがだんだん薄くなっていくので、シミが落ちるまで繰り返して同じ作業をして下さいね。
シミ抜き方法 その③
皆さんは「ウタマロ石鹸」をご存知でしょうか?
ドラックストアやホームセンターで洗剤コーナーの所に、緑の石鹸が置いてあるんです。
それが「ウタマロ石鹸」です。
これでも、血液のシミが落ちるです。
ウタマロ石鹸は砂汚れや泥のついた汚れなど、結構色んな汚れに使えるんですよ!!
少し前に話題になってからというもの、私はずっとウタマロ石鹸を使っています。
とても優れものなので愛用しています♪
しかも、何せ安いんです!!なんと100円前後。
毎日使うわけじゃないので、そんなに高いもの買ってもなって悩んでる人におすすめです。
しかも、このやり方もとても簡単で時間が経った落ちにくい血液も落ちるんです。
①衣類を水で洗う
ここはどの方法でも一緒ですね!!
汚れてる部分を少し濡らしていきます。
②濡らした部分に擦る
ウタマロ石けんの登場です。
先ほど濡らした部分にウタマロ石けんを擦りつけます。
そして、時間が経ってない場合はそのまま洗濯機にポイっといれればOKです。
簡単ですよね♡
時間が経っている場合ですが、ウタマロ石けんをつけた部分に歯ブラシでもいいのでトントンとたたきます。
私はあんまり気を使わない衣類の場合は、手でこすったりします。
※手で衣類をこする場合は、衣類が傷んだり伸びたりするのでちゃんと衣類の素材などを確かめてから行って下さいね!
そしたら、これで綺麗に落ちてます。
めちゃくちゃ簡単ですよね!
ウタマロ石けんが1つあるだけで、本当にいろんな衣類の汚れにも使えるので便利ですよ。
まとめ
どうでしたか?
皮脂汚れや黄ばみなどと違って、血液の汚れって結構念入りにしておかないと目立ってしまうですよね。
ちゃんと落としきれていなかったら、赤茶色っぽくて白い服なんか特に目立ってしまって嫌になります。
怪我や急な鼻血などいつ起こるか分からないから、余計にそんな知識もなかったりしますよね。
血液が時間が経つにつれて、落ちにくなるのは私も知らなかったですし温度が関係あるなんてもっと知らなかったです。
私の場合は、時間が経った血液はぬるま湯につけて落としていた事で、お湯ではないので綺麗に落ちてたのかなって思いました。
水で流すって聞くと固まってしまうってイメージがついてしまっていたので、お湯で落とさないとと思いがちですよね。
でも、それは間違ってたんです!
ちゃんと汚れの種類に合った洗い方をしないと、汚れに取っても良くないし衣類に取っても落ちなくて傷めてる事もあります。
これからはちゃんと汚れの落とし方を学んでから、洗濯をしていかないといけないですね。
周りの人で血液の汚れで困っている人がいたら、是非教えてあげてくださいね。
知っていてとても得する情報だと思いますので、ぜひお試しあれ♪
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